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by u_maximum
昨日「ユダの福音書」を読み終えました。
内容は、福音書の発見から修復・解読作業を経てようやく日の目を見るまでのドキュメンタリーで、中々楽しめました。
福音書の内容が載っている「原典ユダの福音書」が今月頭に出版されて、それも一応買ったんですが、内容そのものに対して興味はないので、そっちは本棚を飾るだけの本になりそうです。
グノーシス主義の世界観とか神話にもちょっと興味が出たのでそのうち読むかもしれませんが。

「ダヴィンチコード」から始まった宗教ネタへの興味もとりあえずこの辺で打ち止めです。
「ダヴィンチコード」にせよ「ユダの福音書」にせよ、旧来の権威を揺さぶるタイプの物ってなんか好み。

んで数冊本を買い足しました。
まだ未消化の本何冊も残ってんのになぁ・・・


今は「ヤバい経済学」って本を読んでます。
これがまた面白いんですよ。
タイトルはアレですが、中身はまともです。
本の帯に『経済学なんて知らなくても楽しめる』って書いてあるんですけど、本当に楽しめます。
序章で、『90年代のアメリカで犯罪が激減したのは何故か?』というテーマがあります。

当時の専門家たちは、今後犯罪が増え続けると予想したが実際には激減した。
すると専門家たちはすごい勢いで言い訳を始める。
銃規制が広まったためだ、狂騒の1990年代経済のおかげだ、画期的な取り締まり戦略のおかげだ・・・等等。
しかし、犯罪が激減した理由はそんなことではなく・・・
さかのぼる事20年以上前、中絶が全国的に合法になったことが犯罪激減の原因。
家庭環境の悪い子供はそうでない子供に比べて犯罪を犯す率がずっと高い。
つまりそれらの子供たちは犯罪予備軍。
中絶合法化により、劣悪な家庭環境の中に生まれる子供が激減。
その子供たちが犯罪予備軍になるであろう時期になって犯罪が激減した、というのが真相である。
ちなみに、犯罪激減の理由が中絶合法化だと言った専門家はいない。

とまぁこんな感じで始まります。
著者(厳密には著者じゃないけど)の物の見方が面白いんですよ。
明日から電車の中で読む本はこれかな。

あと、「アフターマン」「フューチャー・イズ・ワイルド」という本も購入。
どっちも人類滅亡後の地球に現れる生物を、生物学、進化学の基本的原則に則って予想してみるという内容の本です。
「アフターマン」は5千万年、「フューチャー・イズ・ワイルド」には二億年後の生物が最新のCGを駆使してリアルに描かれてます。
挿絵のCG見てるだけでも楽しいっす。
そのうち読もう。

んで、ネット通販のコンビニ払い(後払い)で買ってるから払込書がどんどん溜まる・・・
まだ3日なのに、今月の生活費の3分の1以上なくなってしまったorz
by u_maximum | 2006-06-04 22:45 | 普通の日記
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