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by u_maximum
膨らむ話題・暴かれる過去 後編
えっと、この内容は趣味用ブログ「このサイトも移転しました(ぇ」からの続きとなっております。
こちらだけ読んでも問題はないのですが、出来ればあちらを読んでからお読みいただけるとなぜこのような話題になってしまったのかが分かると思います。
ゲームと関係ない話題なんで、こっちに持って来ました。
長すぎるから二つに分けたってのもあるけどね。


この話は、私が中学二年生だった頃の出来事です。
出来ればこの記事から先にお読みいただければ。
まず謝っておきます、ごめんなさい。
本当に申し訳ないことをしました。マジで。
反省しております。
とまぁ謝る相手はここを見てはいないのですがね。

では、始まり始まり・・・


そういやさ、あの頃一緒にフリマ行ってた友達。
確か中2の頃だったかな?
トイザラスでさ、ゲームソフト万引きして売ればいい金になるとか言って、スターオーシャン2ともう一つは何か忘れたけど、ソフト二個くらいパクって来たよな。

んでその話聞いた俺はさ、うまい話じゃねーかとか思って次の日そいつを無理やり誘ってトイザラスに行ったっけ・・・
俺もウマーな思いしようとかアホなこと考えてたよなぁ・・・
あの時の作戦は、ソフトについてる防犯シールを剥がしてどっかに捨てて、んでソフト持ち逃げっていう単純極まりないもんだったっけ。
あいつにパラサイトイヴ2と後何か一つ持たせて、延々と店内歩いてたっけ。
あいつ曰く、
「適当に歩き回ってさ、店員が見てない場所でシール剥がしてその辺の物にくっ付けちゃえばゲットだよ」
いやぁ、中坊ってバカだよね。
すげー怪しいじゃん、その行動。
まぁ実際、そこの店員だか対万引き特殊工作員みたいなのにマークされてたんだけどね。
終焉の地はスポーツコーナーだったよな。
あいつがシール剥がしてさ、グローブの中に貼り付けてたっけ。
あいつがその作業中、俺は気付いたんだよ。
こっちに近づいてくる二人の大人にさ・・・
こいつぁやべぇ・・・
俺の本能がそう囁いていたね。
今まで数々の死線を乗り越えてきたカンってやつか?
こいつぁ助からねぇ、もう駄目だ、って確信したよ。
だがな、死を座して待つなんて俺には出来ねぇや・・・
俺は咄嗟にカラーバットを手に取って素振りを始めたよ。
いかにもあいつと無関係を装ってな・・・
「ちょっと君たち、何してるんだい?」
あいつは二人の大人にそう声をかけられた。
俺は思いっきり無視してバットを振り続けた。
『来週の試合に向けて、俺は最高のバットを見つけなきゃならねぇんだ!』
そんなオーラを気分的に出しつつな。
あいつは焦ってた、かなり。
それでも俺は見て見ぬ振りさ。
バットを置いて、そのまま歩き去ろうとすると、
「こら、そこの君もだよ。ちょっとこっち来なさい」
チッ、鋭いじゃねぇかオッサン・・・
俺に気付くなんてよ・・・
アンタ、あの時ベトナムにいたら、間違いなくその名を残せたと思うぜ。

当然ながら、俺たちは大人たちに連行されたよ。
連れていかれた部屋には、お客様相談室って書いてあったっけ。
悪いが俺らはお客様ではないぞ・・・?
そして尋問が始まったさ。
名前と住所と学校を聞かれて、その後は・・・言わなくても分かるだろ?
「君たち、万引きしようとしたでしょ?」
とか、そんなお決まりのパターンだ。
防犯シール剥がしちまったから言い逃れは出来ねぇ。
ならば、切り口を変えて反論するしかない。
「あの、僕は友達が万引きしようとしてるなんて全然知りませんでした・・・
 僕はバットを・・・チームを勝利に導くバットを探してただけです・・・」
我ながらとんでもない事を口にしたもんだ。
実行犯こそあいつだが、黒幕は俺。
俺が煽動しなきゃ、あいつはこの日この場所にはいなかったろう、多分。
この時の俺は間違いなく最低な奴だった。
あいつに全ての罪をなすり付けようとしたのだ!

結果、俺の目論みはうまく行った、行き過ぎた・・・
俺はあいつと一緒に買い物に来ただけ。
あいつは俺に隠れて防犯シールを剥がし、万引きしようとしていた。
俺は一緒にいたが、この件には一切関わりございません。
なぜか、こういう結論で向こうは納得した。
まるで秘書に全てを擦り付けて首を吊らせる政治家だ、俺は。

あいつは即親に連絡を入れられ、学校にも連絡された。
俺は、店員にちょっとだけ同情された。

なぜこんな一見無茶な主張が通ったのか。
その理由は一つ。
あいつは俺が誘ったのだと一切口にはしなかった。
言われるがままに全てを認めてた。
俺はそんな友達をいろんな意味で裏切ったのだ・・・

実はその時、その二つのソフトを買えるだけの金が財布には入っていた。
俺たちがやったのは防犯シールを剥がしただけ。
店外に持ち出したわけではない。
店員が言うにも、
「商品を破損させられちゃさ、もう売り物にならないんだよね」
とのこと。
俺たちがやったのは商品の破損であって、まだ万引きだった訳ではなかったのだ。
だって外まで持ってってないしね。
まぁ状況証拠としては真っ黒なのだが。
だから、
「別に買うつもりだったんだからいいじゃねぇか、シール剥がしても。
 レジに持ってくつもりだったんだから文句ねぇだろ?」
とか言って金を叩きつければ、追求をかわせたのかもしれなかった。
向こうはこっちが金持ってないから=万引き、という考えだったんだろうから。
しかし、俺には出来なかった・・・
俺の中で、
確か七千円くらい>友達を助ける
だったのだ

・・・

七千円>俺を庇ってくれてる友達

断言しよう、貴様はクズだと・・・
・・・って俺じゃん!

いやぁ、結構心は揺れていたのだよ?
でも欲しくもないソフトに七千円も出せなかったんだ・・・
あれがもし、俺が欲しいソフトだったなら・・・
もしかしたら少々他で買うより高くても買ったかもしれない・・・
でもさ、パラサイトイヴ2だよ?
友よ、自らのソフトを選ぶセンスのなさを恨んでくれ・・・

お前、本気でクズな!

なんて自分勝手な言い草だい!
もし目の前に当時の俺がいたら、俺は殴るね。
それはもう力いっぱいに。
顔の形変わるまでぼっこぼこですよ。
しかーし!無常にも時間は巻き戻せないのであった!
当時の俺を殴りに行くのもムリッ!
・・・口惜しや・・・

我が事ながら、なんと嘆かわしい・・・
つーか腹黒いよオマエ!
もうね、思い出すとやるせなくなる昔の出来事っていくつかあるんよ。
あのまま育って権力とか手に入れたら、間違いなく悪の大首領だよ。
いい人だと思ってた隣人が、実は事件の黒幕だった!とかね。
地獄少女が実在したら、まず地獄に流されてるね!(これは次回以降の伏線?)
いやぁ、書いてて思い出したら悲しくなってきたよ。
思えばさ、使ってるHNも俺にぴったりじゃございませんか・・・・

後日談ですが、中学で当時生活指導をしてらした先生に学校で声をかけられました。
その先生は部活の顧問でもあったので、結構親しかったのです。
「話は聞いたよ。おいシン(仮名)、お前、友達は選べよな」
・・・この時はほんと心が痛かったorz
すんません、真犯人はボクなんです・・・
悪い事したのにのうのうと生きてる奴って世の中にはいるんだなぁ・・・

まぁあれよ、俺の腹黒さに目を向けなければきっと笑い話だ!
高校時代の友達には笑われたっす。

結論、子供は残酷ですね!(それだけかゴルァ!!

思えば、あの頃すでにネタ師としての一歩を踏み出していたんじゃなかろうかと。
ふざけたエピソードを作る為には手段を選ばんその非常さ。
・・・ぐっじょぶですよダンナ!

やっべ、だんだんと眠くなってきたから支離滅裂。

にしてもおかしいなぁ。
こんな事書くつもりじゃなかったんだけど、話が逸れて㌧でもないことに。
だってもう書き始めてから二時間たってるよ・・・
明日も大学だっつーのに・・・
健康診断だけだけどね。
by u_maximum | 2006-04-10 02:51
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